2009年06月01日
宗祖としての親鸞聖人に遇う 真宗大谷派関係国会議員同朋の会で大谷暢顯御門首にお目にかかりました
咲くら会第7回総会を開催 ―婦人部はいつもパワー全開!―
咲くら会とは私を支えてくれている妻を支えて下さる婦人の会で、お花が咲くように成長していける会にしたいという想いで命名されました。私は、日頃私の政治活動を支えてくださっている皆様に感謝の気持ちを申し上げるとともに、国政報告の一環として、現在私が取り組んでいる政府開発援助活動の推進を説明させて頂きました。その際に、開発途上国への支援をする場合に一番大切なのは、古くから日本人が持っている「調和の心」「他人の心を察する心」「物を大事にする心」であるとの持論を申し上げました。 「佳!やるまい会」生田正治会長は「咲くら会はパワフルな会であり、女性のパワーが不可欠な選挙に最高の働きをしている」と称賛されました。そして民主党が早く政権党になるように咲くら会を中心にして「佳!やるまい会」はその選挙応援活動を大きく広げていくと強い決意を披露されました。妻が「主人が参議院議員となって今年は11年目です。来年7月は三度目の選挙の年です。皆様のお力をお借りし次の選挙に向けて一層努力して参りたい」と話すのを聴き、身が引き締まる想いでした。 特別ゲストとしてお迎えした地元出身の津軽三味線 雅會の演奏グループ、「Dolls」のお二人である鈴木啓詠さんと谷口鮎美さんが迫力ある音色で皆さんがよくご存知の津軽じょんから節、それに彼女たちのオリジナル曲等、計8曲を演奏して私たちを楽しませてくれました。その後、皆さんのアンコールの声に応えて、咲くら会の名前にちなんだ「さくらさくら」を演奏していただき、全員で大合唱となりました。総会終了後の懇親会では、80名のご出席者のお一人おひとりとゆっくり語りあい温かい激励を受け、大きな力を戴いた日となりました。
日本人ボランティアの上海万博への派遣 ―楊雄上海市副市長に提案―
参議院議員会館で開催された懇談会で話し合った主なトピックは、「上海万博開催準備の最新の状況」と上海万博に日本人ボランティアがどのように協力できるかの二点でした。楊雄副市長一行は4月11日から始まった“魅力SHANGHAI 精彩EXPO 2010”をテーマにした上海万博のPR イベント「上海万博ウィーク」に参加するために来日されており、その機会に上海万博議員連盟幹部との懇談会を開催しました。
楊雄氏以外のメンバーは、上海市人民政府副秘書長・上海世博会事務協調局局長洪浩氏、上海世博会事務協調局弁公室主任沈権氏、上海世博会事務協調局新聞・宣伝部部長徐威氏、上海市人民政府外事弁公室総合処副処長孫清氏、上海市人民政府弁公庁副処長(副市長秘書)戴敏敏氏、上海世博会事務協調局外事弁公室高級主管張真氏、上海世博会事務協調局国際出典部高級主管司艶氏、上海市人民政府外事弁公室主任科員徐潔氏です。楊雄副市長と上海万博議員連盟との懇談会は、第9回華商大会(平成19年9月、於 神戸)に出席するために来日された折に開催した懇談会に続く二回目のものです。 日本から上海万博への出展は次の三つになります。1)官民挙げて130億円を投じ出展する「日本館」(テーマ:こころの和・わざの和)2)民間会社が合同して参加する日本産業館(テーマ:日本が創るより良い暮らし)3)大阪府・大阪市が「環境先進都市・水都大阪の挑戦」のテーマで参加するベストシテイ実践区上海万博に参加を表明している187ヵ国の中で3館の出展契約をしているのは日本だけです。
「日本館」の愛称は公募された結果、中国語で「紫蚕島」、日本語では「かいこじま」と決まりました。予算総額は130億円。上海万博に出展する外国のパビリオンとしては最大規模です。「日本館」のコンセプトは「生命体のように呼吸する建築」で、日本伝統の“環境との共生”を反映します。
日本から100万人以上が上海万博を訪問と予測楊雄副市長から「2010年の上海万博の準備が順調に進んでいる。既に187ヶ国と47国際機関が上海万博に参加を表明しており、2008年9月15日以後の世界的な金融危機と世界同時不況は上海万博にあまり影響がない」と伺い安心しました。上海世博会事務協調局は、7000万人の入場者の中で350万人が海外からの入場者と見込んでいます。そのうち、100万人以上が日本から訪れると予測されています。
上海万博議員連盟では、2005年に愛知県で開催された愛・地球博で好評を博したボランティア活動の経験を上海世界博覧会に継承して頂き、中国と日本の国民的交流が目に見える形で推進されることを願い、NPO法人「日中友好支援センター」及びNPO法人「愛・地球博ボランティアセンター」と連携して、中国のボランティアリーダーに経験・ノウハウを伝える講習を行ってきました。
日本人ボランティアが上海万博公認ボランティアとして認定へ去る3月には、NPO法人「日中友好支援センター」とNPO法人「愛・地球博ボランティアセンタ−」が、外国語を解せない高齢の日本人が快適に上海万博を見学出来る環境づくりの一環として、日本語での入場ルールの説明、会場での誘導等をテキパキとやってくれる日本人ボランテイアの募集・研修・派遣・現場での管理等を専らにする「上海万博ボランティア協力実行委員会」を設立しました。
高村正彦会長が「上海万博ボランティア協力実行委員会」の事業計画案の説明の後、楊雄副市長に対して一つの提案をしました。上海万博で日本人ボランティアが円滑に奉仕活動を出来るようにするためには「上海万博ボランティア協力実行委員会」と上海世博会事務協調局との間で「日本人ボランティアの上海万博での協力」に関する覚書を結ぶことが必要ではないかと提案されたところ、楊雄副市長は良い提案なので「持ち帰り具体的に検討する」と回答されました。
楊雄副市長は日本人ボランティアの上海万博での活動に高い期待を示しており、「上海万博ボランティア協力実行委員会」派遣のボランティアが公認ボランティアとして認定され、幅広い活動できる可能性が高いと思います。現在研修を受けているボランティアの方々にとって大きな贈り物になります。
庶民革命に期待 ―河村氏に名古屋市の改革を頼むとの期待―
私は、他の議員と一緒に、連携して、様々な所を訪問して、河村支持をお願いしました。私の名古屋の後援会「鷹虎会」の常任幹事の皆さんにお集りいただき、河村候補と意見交換をして貰いました。鷹虎会は100パーセント河村支持でした。そして周りの方々に声をかけていきました。河村氏の当選は、河村氏が訴えられた庶民革命に期待する市民の期待の大きさです。
昨年秋までは、愛知県・名古屋市は元気一杯でした。しかし、世界的な金融危機の中で名古屋にも不況の風が大きく吹き、他の多く地域のように、これまでの政治の仕組みではダメだ。根本的に市民の立場にたった政治を行わなければならないという変革を希望する声が選挙戦の中でジワジワと大きくなってきたと思います。正に「庶民革命」を訴えている河村氏に市政の改革を任せようという機運が大きくなったと思います。河村氏の初登庁は4月28日です。その日から河村市長は総額2兆5960億円(平成21年度)の予算(その内訳は、@一般会計予算が9908億円、A特別会計予算が1兆1250億円、B公営企業会計予算(支出)が4802億)を持つ名古屋市のかじ取りをなされます。
市民税10%減税や地域に選ばれたボランティア委員による地域委員会の設置など庶民革命が着実に実施されるように、更に、名古屋から日本全国に市民、国民の立場に立った政治が行われ、日本が元気を回復するように、あらゆる面で名古屋市政の抜本的改革を応援していきます。
救える命を大切にしたい ―今国会で臓器移植法改正案が採決・成立するように―
私の親友は、生体間移植のお陰で元気になり全く普通の生活をしているのです。家族を養うためにバリバリ働けるようになっています。しかし、臓器の提供を受けられないために毎年、2000人以上の方が亡くなっています。
このような事情を把握する中で、真っ先に私が決意したことは、自分が善意のドナーになることでした。ある人が私の親友を救ってくれたように、私も誰かの命を救おうことにしました。自分の死後、自分の心臓や肝臓それに腎臓などの臓器を無償に提供し、他の人の命を救うことが、親友に臓器を提供してくれた方の善意へのお返しにもなると思い、ドナー登録をしました。
自分が死んだ後、自分自身の臓器で助けられる命を助けることが出来ることを誇りに思っています。もっとたくさんの方にドナー登録をして頂こうと国会の内外でドナー登録の意義を理解してもらう活動をしています。
臓器移植法の早期改正を求める会で、私以外にA案に賛成の意を明確に示された国会議員は、次の10名でした。中山太郎(衆、自民)、伊藤達也(衆、自民)、河野太郎(衆、自民)、山内康一(衆、自民)、保岡興治(衆、自民)、塩崎泰久(衆、自民)、福田峰之(衆、自民)、富岡勉(衆、自民)、大村秀章(衆、自民)、古川俊治(参、自民)。
1997年に「臓器の移植に関する法律(臓器移植法)」が制定され、多くの患者さんにとって長年待ち望んだ臓器移植の道が開かれました。しかし、その法律の下では、脳死判定並びに臓器摘出をするには、本人が生前に書面で臓器提供の意思を表示していることが必須の要件となっています。従って、死亡した身内の臓器提供を家族が望んでも臓器の提供は制約され、ドナーが極めて少ないのが現状です。臓器の提供を受けられないために、毎年、心臓病の患者が400人、肝臓病の患者が2000人も亡くなっていると推定されています。更に、現行法では、15歳未満の方からの臓器提供は不可能となっています。このため、移植でしか救命しえない重症患者は、子どもと大人を問わず、海外での移植を求めて渡航されています。
現行法の付則2条に法施行後3年を目途とした見直し規定が定められているにも関わらず、その見直しがされていませんでした。施行後10年以上が経過してようやく衆議院で採択に向けて審議されているのです。これは、日本移植学会及び特定非営利活動法人日本移植者協議会等を中心とする臓器移植関連学会協議会等の皆さん方による臓器移植についての理解を求める国民運動の結果を大きく反映していると思います。「脳死後に臓器を提供したい」と表明する人は着実に増えています。内閣府意識調査によると、平成10年に「脳死後に臓器を提供したい」と回答されたのは31.6%でしたが、平成18年には41.6%へと10ポイントも増えています。更に、多くの方が、脳死臓器提供に本人の意思表示がない場合でも家族が承認するならば脳死臓器提供は認められるべきだという意見を表明しています。平成18年の内閣府意識調査によると、「脳死臓器提供に本人の意思表示がない場合の臓器移植はどのような条件ならば認められるか」という問いに対して、48.1%の方が「家族の判断に委ねる」と回答されています。更に9.4%の方が「(本人が)拒否していなければ認めても良い」と回答されています。「家族の判断に委ねる」と「(本人が)拒否していなければ認めても良い」を合計すると、過半数を超える57.5%の方が脳死臓器提供に理解をしめされています。一方、「提供を認めない」と回答された方は35.7%です。
現在、衆議院で継続審議されているのは議員立法の次ぎの3案です。A案:衆議院では、本人が臓器提供に拒否の意思を示していない場合、年齢にかかわらず、遺族の書面による承諾により死体(脳死体を含む)からの臓器提供が可能になりますB案:現行法の枠組みを維持したまま臓器の提供出来る年齢を15歳から12歳に引き下げます。C案:脳死判定基準を厳格化します。私は、臓器移植法改正の動きに火をつけるために昨年から民主党内で様々な方々に審議開始への理解を求める活動をしてきました。そしてここまできました。私は、既に述べましたように、脳死臓器を無償提供する善意のドナーとして登録しています。自分の死後、自分の臓器で救われる人を救いたいのです。救える命を大切にしたいのです。多くの方々もそうした気持ちを意識的に、または無意識のうちに持っていると思います。
今国会で、救える命を大切にする運動がもっと多くの方々の理解と支援を受けいれられ、臓器移植法がA案で改正されるように、党派を超えた話し合いを続けて行きます。
安全安心な社会づくり ―地元の問題を解決出来なければ、国政も良く出来ない―
先輩とは所属している議院は違いましたが、国政に携わる者として、二人で政治の在り方について幾度となく語り合いました。今、思い起こすに、「地元の問題を解決出来なければ、国政も良く出来ない」というのが彼の持論でした。昨年秋からの世界的な不景気が浸透する中で、地元の経済が不安定をますにつれて、国政よりも自分を育ててくれた地元の立て直しに全力を注ぎこむ時期に来たとの判断に立って立候補を決意したのだと思います。
病気になっても安心してもお医者さんにかかれる地域の医療体制等を中心に安全安心な社会づくりが求められています。仕事をしたい方に職場を提供できる仕組みも必要です。地方政治の充実こそが住民の最大の関心だと思います。こうした緊急な課題も、彼のこれまでの政治実績と時代を切り拓く素晴らしいアイデアを持ってすれば、解決が可能であると信じています。4年の間に地元は見違えるように立ち直ると期待しています。そしてその経験を基に全国展開も実行できる、すべきだと考えています。
安全安心な生活を確立させる地域住民のための政治を実現させるために出馬した先輩、東京でも味がある名古屋弁を喋れっていた先輩を心から全力で応援していきます。公職選挙法での制約のために、立候補者氏名、公約等を説明出来ないのが残念ですが、各候補者が具体的な政治公約を明確に提示して、有権者も各々の候補者のこれまでの政治実績それに今度の選挙に向けての公約等を検証して、自信を持って地元を立て直す人を選んで投票して貰いたいと思います。
再生医療の実用化を促進 ―補正予算に盛り込むべき大規模な財政的・制度的支援策を提言―
現在、「幹細胞研究の推進に向けての提言」は最終チエックの段階で、出来上がり次第、会長・船田 元氏、幹事長代理(前文部科学省副大臣)・松浪健四郎氏、幹事・冨田 勉氏それに事務局長の私の4人が、塩谷 立・文部科学大臣をはじめとする関係省庁の4大臣に面談し、幹細胞研究支援のために大規模な積極的な支援をするように要求して行きます。
iPS細胞は将来の再生医療の有力な武器平成19年11月21日に、京都大学の山中伸弥教授(物質−細胞統合システム拠点/再生医科学研究所)らの研究チームが、人間の皮膚細胞からさまざまな臓器・組織の細胞に成長する能力を秘めた万能細胞(iPS細胞)を作ることに世界で初めて成功されました。このiPS細胞は、将来の再生医療(損傷を受けた生体機能を幹細胞などを用いて復元させる医療)の有力な武器になると期待されています。iPS細胞の技術を使えば、患者さんを傷つけることなく病気の原因を解明したり、薬の副作用の評価をすることが可能になります。当議員連盟では、平成20年4月16日の設立後、我が国のバイオリソース(=生物学、医学、農学等のライフサイエンス研究に必要な実験動物や細胞材料等)の中核拠点である理研バイオリソースセンター(BRC)、それに京都大学山中教授研究室等の国内研究施設を視察し、最先端の研究現場の声に耳を傾け、出来うる限りの支援を推進して参りました。
戦略的に研究開発を推進する米国等の研究者達に対抗再生医学の国際的な拠点である米国のハーバード大学や米国の医療調査機関である国立保健研究所(NIH)等は、世界各国から集まった優秀な研究者が日本に比べて圧倒的な研究費を使って、スピード感のある研究をしています。更に、米国は、本年1月からは、オバマ大統領の下で、再生医療の実用化を強力に推進するために胚性幹細胞(ES細胞)研究の拡大を始めました。こうした状況のなかで、日本発の画期的技術であるiPS細胞研究においても、戦略的に研究開発を推進する米国等の研究者達に対抗し、世界をリードして行くには、制度及び資金の両面から研究環境及び実用化の促進支援が必要であるとの認識に至っています。しかも、その支援は集中的かつ重点的であるべきだと確信しています。特に、今度の補正予算においては、再生医療の実用化に向かって政府の大規模な緊急支援が重要になってきました。超党派の幹細胞研究支援議員連盟は、iPS細胞が再生医療への応用のみならず、創薬への活用など医薬品産業等にも大きく資することを期待し、幹細胞研究が全国民の支援を受けたオールジャパンの運動になる環境づくりを行っています。そして日本が、iPS細胞を含む幹細胞を利用した再生医療を世界で最初に確立するのを待ち望んでいます。幹細胞研究支援議員連盟の支援対象は、当分の間、下記の4つの重点事業となっています。1.幹細胞研究加速のための予算確保2.幹細胞の研究推進体制の確立と研究の加速3・幹細胞を用いた医療応用に向けた研究の加速4.幹細胞に関する特許の確保
シーレーンの安全確保のために日米が協力 ―第51回参議院議員木俣佳丈朝食勉強会は岡崎久彦氏を講師に迎えて開催―
「オバマ政権の対日政策については心配することはない」と岡崎氏が断定されました。オバマ政権が対日配慮をしていることは「ヒラリー・クリントン国務大臣が初外交先として日本を選んで来たこと。次にオバマ大統領が麻生首相を外国首脳として最初にホワイトハウスに招いたこと」で明らかである。岡崎氏は、オバマ政権が対日関係を重視しているのは「国民あげての日本外交の勝利ですよ(笑)」と解説されました。「去年の秋から、日本の評論雑誌、政治家の発言、もう全部が、オバマになったら日米関係がどうなる、もう煩(うるさい)ぐらい、そうしたことだけについてコメントしてきた。そうした日本の声を聞いたヒラリー国務長官が日本のことを気にするようになり、言葉だけでもサービスしてあげないと日本によくないとの認識に立って、外交活動を行っていると説明されました。ヒラリー国務長官の対日配慮は、国務省の人事を見ても分かるそうです。国務省アジア局長に就任したのが、クリント政権時に国防副次官補(東アジア・太平洋担当)として日本との信頼関係が深いカーター・キャンベル氏です。「アジア局長がカート・キャンベル氏になった。これは驚いたし、すごい人事だと思った」と強調されました。
岡崎氏によると、クリント政権時のアジア関係の要職者の中の唯一の親日派・日米派がキャンベル氏だったそうです。「あらゆるアジア関係の要職は親中国派で、親日派は誰もいませんでした。キャンベル氏自身は親日とは言っていませんが、日米同盟派です。それで、クリントン政権末期は、日本は財界も政界もキャンベル詣でをしました。共和党政権のブッシュ時代は、米戦略国際問題研究所(CSIS)副所長として対日関係の維持・強化のために活動され、日本の多くの人がお世話になっていた」と解説されました。ヒラリー国務長官の対日配慮は、次期国務長官に指名されたヒラリー氏が上院外交委員会での国務長官承認のための公聴会での発言にも表れているとのことです。上院外交委員会の公聴会で、ヒラリー氏がオバマ政権は同盟国重視であるとして同盟国名前を列挙しました。その中に北大西洋条約機構加盟国、日本、オーストラリアがあったが、日本だけが「太平洋のコーナーストン(要)であるとか、民主主義の価値観を同じくする国」として説明があったことを説明してくれました。
岡崎氏は、今後の対米政策の柱として、米国が行っているアフガンでの対テロ戦争への協力を強化することがベストではないかと提案されました。「オバマ政権の外交政策の目玉はアフガニスタン重視です・・・一方、日本の大戦略は、日米同盟維持です。従って、オバマ大統領が一端、アフガニスタンに入ると決めた以上、これに対して協力するのが日本の大戦略です。日本の安全の繁栄のために。これは徹底的に付き合ってやるべきだ」と説明されました。日本の米国が行っているアフガンでの対テロ戦争への支援の柱として、パキスタンへの協力を拡大・強化することは、米国の隠れた要望に応えることになると説明されました。
「オバマ政権では、オサマビンラーデインに対して二正面作戦という考えで動き出しているようです。西側正面がアフガニスタンで東側正面がパキスタンです。そして、理由は問わず、アフガニスタンでの戦争に協力できなければ、パキスタンの安定等のための援助に協力してもらいたいという考えがオバマ政権に出てきているそうです。」と解説されました。米国が新たに打ち出したアフガニスタン・パキスタンの包括戦略の下で、パキスタンへの支援を大規模に実施で出来れば、オバマ政権に有難く思われる協力になれるということです。「パキスタンへの協力は日本にとってちっとも悪い話ではない」と付加されました。「パキスタンが1998年に原爆実験をするまでは日本はパキスタン援助のNo.1でした。しかし、原爆実験の後、米国の法律により、日本のパキスタン援助は禁止になっています。現在は、中国がNo.1です。これからはパキスタンに大いに援助して良いといいというならば結構な話です。もう一度日本がNo.1になれば良いのですよ。」4月17日に東京で開催されるパキスタン援助の国際会議で、日本がイニシャテイブを取って、米国のアフガニスタン・パキスタンの包括戦略支援の一環としてパキスタン援助を大きくまとめることが出来れば、日米同盟の強化につながるとの見解です。
岡崎氏は、海上自衛隊がインド洋で国際テロを防止する艦艇へ燃料と水を洋上補給していること、それに、東アフリカ・ソマリア沖で海賊被害に対処するために行っている護衛活動を高く評価しています。その上で、日本がインド洋全域の怪しい船を全部チエックするために対潜哨戒機P3Cを派遣する、米国が不足している対潜哨戒機を活用してアメリカ海軍を支援していくことがこれからの日米同盟に極めて有効であると、その早期実現を願っていらっしゃいました。岡崎氏のお話を伺いながら、日本経済の物流を担っているソマリア沖を含むシーレーン(一国の通商上・戦略上、重要な価値を有し、有事に際して確保すべき海上交通路)の安全・安定化が不可欠であることを改めて感じました。食糧及び石油・石炭・天然ガス等の輸入、工業製品の輸出に不可欠なシーレーンの安全確保のために日米が協力していくためには、集団自衛権の行使が必要であるとの指摘も理解できます。法制の整備等について皆様との話し合いを広げて行きたいと思っております。
岡崎久彦氏のプロフィール1930年、中国大連生まれ。1952年 東京大学法学部在学中に外交官試験合格、外務省入省。1955年 ケンブリッジ大学経済学部学士及び修士課程修了。1978年 防衛庁国際関係担当参事官。1981年 ジョージタウン大学戦略国際問題研究所客員フェロー、ランド・コーポレーション客員フェローハーバード大学客員研究員。1982年 外務省調査企画部長。1984年外務省情報調査局長 在サウディアラビア大使。1988年 在タイ大使。1992年外務省退官、(株)博報堂特別顧問。2002年 NPO法人岡崎研究所理事長・所長。2007年 「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」メンバー。
国民の理解と支持を得た政府開発援助を 供与するために ―中曽根弘文外務大臣と河村建夫内閣官房長官に要請しましたー
1)政府開発援助(ODA)の供与の中で贈収賄事件が発生できないような防止策の策定・実施。
2)ODAの供与に関して不祥事が発生した場合、また、それに伴なう当該国等へのODA供与の凍結・解除など重大な政策に関しての決定・変更が行われる場合、政府がODA委員会に速やかな報告をすること。
中曽根弘文外務大臣は、日本とベトナム両政府の贈収賄事の再発防止に向けた取り組みの中身を説明するとともに、ODA委員会への適切な報告・情報提供等について誠意を持って回答をしてくださいました。中曽根大臣の約束がしっかりと実行されるように、現場での実施状況を注意深く見守って行きます。
「海外経済協力会議」での決定過程の透明化
次に、河村建夫内閣官房長官に対し、政府の経済協力の大方針・戦略を練っている「海外経済協力会議」での議論を国民に開かれたものにするように要請しました。海外経済協力会議は、我が国の海外経済協力(政府開発援助、その他政府資金及びこれらに関連する民間資金の活用を含む)に関する重要事項を機動的かつ実質的に審議し、戦略的な海外経済協力の効率的な実施を図ることを目的として、平成18年4月28日の閣議決定で設置されています。「海外経済協力会議」の議長は内閣総理大臣で、議員は内閣官房長官、外務大臣、財務大臣、経済産業大臣です。
私の要請のポイントは、「海外経済協力会議」での決定過程の透明化です。毎回の会議の議事要旨と配布された資料を是非公開して欲しいと要求しました。内閣総理大臣の諮問に応じて、経済全般の運営の基本方針、財政運営の基本、予算編成の基本方針その他の経済財政政策に関する重要事項についての調査審議を担っている「経済財政諮問会議」では、毎回の議事要旨と配布された資料が公開されて誰でも利用できるようになっています。従って、「海外経済協力会議」でも「経済財政諮問会議」と同じような透明化は可能であると申しました。しかし、河村建夫内閣官房長官の回答は期待に反していました。「海外経済協力会議」は非公開で、議事録を取っていない、と答弁されました。議事録を取らない理由としては、議論の中に相手国を傷つける発言も有り得るので、それが記録され公表されるものになると自由闊達な議論が出来なくなる可能性が高くなるかとの説明でした。但し、議論のテーマ及び方向づけは原則として記者発表しており、ホームページにも掲載しているとの釈明がありました。米国には情報自由法や、秘密指定の国家安全保障情報に関する大統領命令があり、「国家機密」の指定は原則、25年で自動的に解除されます。日本と違い、非公開文書の存否も明らかにされると理解しています。そのような法令に基づいて公開された、過去の国家機密文書を分析することにより、将来の政策をしっかりとしたより強固なものにすることが出来るわけです。もし公開がなければ、どこで何故、誰がミスをしたのか等が不明のままになります。無論、その逆も真です。
現在のように、日本経済が低迷し、国会財政も火の車の時に、国民の理解と支持を得ないで、これまでのように海外経済協力を進めていることは大変危険です。現在でも海外の困っている人を救う前に、国内の困窮者にもっと力をいれるべきだとの声が大きくなっています。従って、議論の細部はともかくとして、政府の方針・戦略が誰によって、どのように決められているかを、経済財政諮問会議のように国民に公開することは肝要であると考えます。質問時間の最後に、河村建夫内閣官房長官がようやく前向きの発言をされました。麻生太郎総理大臣に、私の「海外経済協力会議」での決定過程を透明化するようにとの要望を伝えると約束してくれたのです。河村内閣官房長官の報告を受けた麻生太郎総理大臣の英断を期待しています。
海外経済協力は「日本の国益」のために行うものであり、それは国民のきちんとした理解と支持を得て行うべきだと確信しています。国民の視点に立ち、効果的、効率的な援助が行われるよう、海外経済協力と外交との関係、もっと多くの国民が参加する海外経済協力体制の構築について、これからも皆さんのご意見を伺いながら取り組んで参ります。
ODAを巡る汚職の根絶のために ―ODA供与の凍結・解除など重大な政策の決定・変更において積極的に 取り組んで行きますー
1兆2000億円の効果は? ―京都議定書目標達成計画による温室効果ガス削減量が把握されていないー
実際の排出削減量が把握されていないしかし、不思議なことに京都議定書目標達成計画による温室効果ガスの削減が実際にどのくらいであるかが把握されていません。地球温暖化対策推進本部幹事会が発行した「京都議定書目標達成計画の進捗状況―平成20年12月25日」を読んでも、京都議定書目標達成計画により温室効果ガスが実際にどれだけ削減されているかが明らかになっていないのです。簡単に言えば、どれだけ温室効果ガスが削減できたかが不明ということです。これは大きな問題です。京都議定書目標達成計画の各対策・施策の効果について「京都議定書目標達成計画の進捗状況」は次のように説明しています。2000年度から2007年度までの実績の把握を行うとともに、データ入手が可能な限り2008年度から2012年度までの各年度の見込みを把握し、これらの見込みに照らした実績のトレンド等を評価したところ、「大半の対策について実績のトレンドが概ね見込みどおりであった。」つまり、計画は全般的に順調に成果を出していると理解できます。しかも、同報告書に記載されている政府が講じた具体的な対策毎に削減した実績の温室効果ガス排出量が記載されています。この実績の温室効果ガス排出削減量は、2005年は1億5495万6000トン、2006年は1億6806万2600トン、2007年は7168万1600トンです。ところが、環境省に確認を求めたところ、上記の数字は、実際に削減された排出総量にはならないと言います。環境省によると、ある対策で削減された温室効果ガスの排出量は他の対策による削減される排出量と重なるところがあるので、各対策による削減量の合計は、実際に削減された排出量よりも少なくなるとのことです。しかも、どれだけ小さくなっているかが把握できないということです。一言で言えば、京都議定書目標達成計画全体でどれだけの温室効果ガスが削減されたのかは把握できないと釈明しています。もう一つ意外なことに気付きました。京都議定書目標達成計画が順調に推進されていると評価されているにも関わらず、我が国の温室効果ガス総排出量が増加しているという現実です。2007年度の場合、速報値で、約13億7,100万トンです。これは基準年度比で8.7%の増加です。つまり、温室効果ガス削減の様々な施策により排出量が削減されています(その実績値が把握されていないことはさておき)が、その削減量が大きくないのか、もしくは、削減量以上に排出量が増大する事態が発生していると考えられます。実態はどうなのか、関係省庁から明確な説明を貰っていません。参議院国際・地球温暖化問題に関する調査会で私が京都議定書目標達成計画の費用対効果についての質問をしても、関係省庁の政府参考人は、意味不明瞭な答弁しかされていません。例えば、農林水産大臣官房技術総括審議官吉田岳志氏は「費用対効果でございますが、いろんな見方があろうと思います。それぞれの事業によって何をその効果として見るかということでございます。当然これは京都議定書目標達成計画に入っておりますから、CO2(温室効果ガス)の削減というものも一つの指標ですし、あとは地域の森林経営だとかそういったものに対する効能といったものも見なきゃいけないと思います・・・」と回答されました。費用対効果、つまりどれだけの費用をかけてどれだけの温室効果ガスの削減を出来たのかという私の単純な質問に明確に回答出来ないのです。国際・地球温暖化問題に関する調査会長の石井一氏は、質疑を聴き終えた後に、京都議定書目標達成計画によりどれだけの温室効果ガス排出量が実際に削減され、その費用効果を調べることは、確かに意味のある問題提起だとの認識を示されました。その上で、今後は「決算委員会とかあるいは環境委員会でしっかりと」議論すべきだと調査会長として提案されました。有り難いことです。石井会長の温かい提案を励ましにして、政府の温室効果ガス削減施策の費用対効果をきちんと見極めていきます。そうした作業を進めて行く上で、わたしのメールニュースを読んでくださっている皆様から具体的なアドバイスを頂ければ大変嬉しく思います。宜しくお願い申し上げます。
国際病院船による医療協力 ―C.Wニコルさんの提案を実現したいー
日本学術会議も病院船の使用を勧告2005年、我が国の人文・社会科学、自然科学の全分野の約83万人の科学者を内外に代表する日本学術会議(1949年1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立)は、海外で大きな災害が発生した場合、国内の災害時等に使用する病院船をその地域へ派遣し、医療活動を行うことを勧告しています。通常時には定期的に過疎地域や島嶼に回航し、住民の検診や治療を行い、国内の大災害発生時には緊急総合病院と活躍できる病院船を「海外災害地域へ派遣し、国際平和に貢献するための活動も行う」ことを提案しているのです。日本学術会議の勧告書によると、陸上の交通網、通信連絡網、医療施設などの破壊された災害地での医療活動に最も頼りになるのが病院船です。2004年12月26日にインドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で発生したマグニチュード 9.3 のスマトラ島沖地震などの被災地での困難な医療活動を思い起こしながら、二コルさんは、日本が海外での緊急医療活動に病院船を使用することを強く願い、「日本は、地震や台風などの自然災害が多い国です。その経験を活かしたソフトやハードの技術は世界一だと思います。現在、地震は活動期に入り、温暖化による気候変動もますます深刻になって来ています。病院船は、海外のみならず、いざという時に日本国民のためにもなるのです。また、国際紛争は宗教の対立が大きな原因となっています。そういう意味でも日本は受け入れやすい。平和憲法も大きな信頼となっているでしょう。まさしく、病院船は日本にとってもっとも相応しい国際貢献だといえるのです」と力説されていました。早大理工学部名誉教授で日本学術会議「大都市をめぐる課題特別委員会」委員長の尾島俊雄氏は、国内では小回りが利き、外用にも出られるベッド数が数百床の5000−6000トン級の病院船を2−3隻、早急に建造・運営することを訴えられています。建造費用は、医療機器など十分な装備も備えて一隻あたり数百億円と見積もられています。この金額は高すぎて負担できないものではないと考えます。例えば、後継南極観測船の建造費は約400億円です。ボーイング787―9は一機が約220億円です。アメリカは数多くの病院船を持っています。参議院議員喜納昌吉氏は、米国の海軍病院鑑一隻が2007年6-10月にかけて十数カ国の中南米諸国を訪問して、多くの貧しい患者に医療手当(外科手術を含む)を施したことを念頭に置いて、同年10月、福田康夫(当時の)総理大臣宛に送った質問主意書で「病院船を北方領土のほか、東南アジア、オセアニア、アフリカなどの開発途上諸国に派遣して、平和外交、医療外交を展開する可能性はないか」と質問しました。残念なことに福田総理の回答は「ノー」でした。「開発途上諸国の国民に医療を直接施す医師団の派遣を行う考えはない」とあっさりと拒否されました。開発途上国に対する医師の派遣は、医療分野における技術移転等を目的としたものに限定して行っていく考えを示されました。
民間(NGO)が保有・運営する病院船ニコルさんは、政府が国際医療協力に従事できる病院船を作れないならば、「民間(NGO)が保有・運営する病院船がデビュー出来るようにしたらどうだろうか?」とおっしゃっていました。資金調達の方法として、協賛金のみならず、船体を広告媒体として使うことも考えていらっしゃいます。大きな船体等に企業名やロゴマークをペイントするのです。保有・運営の経費は徹底して切り詰めることになります。また、新規に建造すれば高いので、タンカーやフェリーを改造したものを考えていらっしゃるようです。商業船舶を対象とした税金や港湾経費等は、病院船の仕事の中身から考えて、政府に免除して貰うことを検討されています。2008年版「政府開発援助(ODA)白書」によると、2007年の日本のODA実績は前年比31%減の約76億7895万ドル(約6912億円)で、経済協力開発機構(OECD)加盟国中第5位でありました。日本の巨額の財政赤字を考えると、大きな方針転換がない限り、日本のODA供与の絶対額の大幅な増加は見込めません。このような状況を鑑みると、これまで以上に日本のODAの質を上げることに力を入れる必要があると考えます。質をあげるということは、受領国にとってこれまで以上に感謝される喜ばれる中身にすることです。顔の見える援助にすることも一層重要になります。そうした観点でみると国際病院船での医療協力は有効な方法の一つと思えます。今後、二コルさんと公設民営による国際病院船の可能性等についても情報交換をしながら、更にはODAの改善に向けて取り組んでいる同僚国会議員と国際病院船の実現化に向けて努力を続けて参ります。
国民政党に脱皮
振り返ってみますと、第1回朝食勉強会が開催されたのは、最初の参議院選挙に当選して2ヶ月後の1999年9月28日でした。講師は財団法人日本格付研究所主席審査役三國仁司氏で、テーマは「中小企業をどう見るか」でした。皆さんのご支援により以後ほぼ2ヶ月に一回の割合で開催されて、50回になったわけです。講演の最初に、第1回からほぼ全ての朝食勉強会に参加して下さっているキッコーマン株式会社取締役副会長茂木賢三郎氏や「フォーブス」日本版諮問委員・石原一子氏、連合副事務局長逢見直人氏等を前にして、これまでの朝食勉強会に出席して下さった方々、そして第50回の朝食勉強会にも出席してくださっている方々にお礼を申し上げました。参加して下さっている皆様から頂戴してきた苦言と助言それに提案と励ましが私の政治活動の原点となっています。また法案の構想・作成・修正等に大きな手助けを頂いております。本当に有難いことだと思っています。
1月5日から始まった通常国会から、参議院幹事長代理を務めています。幹事長代理の仕事は会社の総務課でやるようなことです。また苦情処理のような係もしています。各党とのやんわりとした野党共闘の窓口などもやっています。それに大学卒業後勤務していた経団連を中心とする諸団体と税制等の法律・規則に関する交渉もさせて頂いています。
これからの政界の動き
これからの政界の動きについて、私の見方を次のように申し上げました。一言で言えば、2009年は、後で振り返ってみると自民党がなくなってしまった年になるという予測をしています。現在の衆議院議員の任期は今年の9月10日までです。6月3日が会期末となるこの通常国会が大幅に延長され、例えば、3か月、4ヶ月、5か月も延長することもありうるのです。意外と知られていないことですが、会期が延長されると衆議院議員の任期もそこまで伸びます。衆議院の解散についてですが、麻生さんが解散するのか、次の総理が解散するのか分かりません。どちらにしても、次の衆議院総選挙が行われた後は、自民党の議席は大幅に減ります。百に近い数が減るものと見ています。もしかしたら、本当にもしかしたらですが、解散・総選挙の前に瓦解するという状況もあり得ると思っています。
自民党の制度疲弊
民主党が政権を担ったら、日本が直ぐにバラ色になると申し上げるのではありません。しかし、民主党には元気で正義感に燃えて政治を良くしようと考えている人間が、自民党よりは圧倒的に多いのは間違いありません。政治に職業として携わっているのではなく、自分の使命、ミッションと思って頑張っている人間が絶対に多いのです。そういった意味で、ぜひ期待をして頂きたいと思います。私は、民主党の課題は、一日も早く国民から愛される国民政党に脱皮していくことだと思っております。そのチャレンジの時であると思っています。私は、自民党が悪いとは思っていません。簡単に言うと、自民党の制度が疲弊している、疲労しているのです。進化理論で有名なチャールズ・ロバート・ダーウィンは、強いものが生き残るのではなく、変化に対応出来るものが生き残ると主張しています。故・高坂正堯京都大学教授は「資源乏しくて海に囲まれて海路に恵まれているその国では、資源に乏しいが故に知恵を絞る。その知恵を絞って商業が発達し、富む。しかし、その国は次第に自惚れて、変化に対応する対応性を失った時に滅びる」という趣旨のことを「文明が衰亡するとき」で書いています。今の日本を見ると、変化への対応が非常に遅れていると思っています。長い自民党政治のなかで生まれ育った様々な政策の中身、実施方法等々が、今では時代のニーズと合わなくなっているのです。制度の小手先の手直しではもう対応出来なくなっているのです。制度疲労を起こしています。
私が取り組んでいる政策
さて、私は、私自身が取り組んでいる政策や取り組むべきだと考えている身近な政策を下記に列挙します。1)多元的な価値感が許容されてきた日本文化の維持発展日本の社会は多様な多元的な価値感が許容されてきました。そうした価値観を持つ日本の文化を維持発展させていくことが、国際的な交流がますます広がる中で、益々重要になると思います。2) 質素・倹約の精神を今日の生活に甦らせるゴミ問題等の解決には、日本の伝統である質素・倹約の精神を今日の生活に甦らすことが肝要です。ゴミになりそうなものを安易に大量に生産・消費・廃棄することを容認する考え方・習慣・態度を改めるべきです。3) 非正規労働者の労働条件の改善非正規労働者(パート・アルバイト・派遣・契約・嘱託)比率が、1990年の20.0%から2008年の33.9%へと大きく上昇し、3人に1人以上が非正規労働者となっています。20歳から24歳の層では、正規雇用と非正規雇用の割合は、53対47ぐらいです。大体半々です。非正規労働者は、正規労働者と比べると職業能力開発の機会が少なく、賃金もあまり上昇しないなどの問題点あります。従って、非正規労働者も正規労働者と給与や能力開発等で同じ待遇を受けれるように法整備を行うとか、本人の意思でなく非正規労働者として働かざるを得ない状況に陥っている方々が正規労働者として働ける環境を整えます。4) ワーキングプアをなくす「平成19年就業構造基本調査」によると、年収が200万円以下の就労者(いわゆるワーキングプア)は1,622万5,300人で就業人口総数の31パーセントを占めています。フルタイム で働いてもギリギリの生活さえ維持が困難、もしくは 生活保護 の水準以下の 収入 しか得られない職場状況を変える仕組みを作っていきます。5) 不登校や引きこもりをなくすために不登校や引きこもりをなくすために、民間の知恵と行動力を大いに応援していきます。6) 開発途上諸国で活躍している日本の青年・NGOを応援します日本の青年が、開発途上諸国の貧しい方々の教育・保健医療・福祉等の向上のために懸命に活動する中で得られることは、彼らのその後の日本での生活・仕事に大いに役立つています。だから、私は、青年海外協力隊(シニア海外ボランティアも含む)がもっともっと多くの国・地方で活躍するように、定員の大幅増を訴えています。更に、手弁当で開発途上諸国の貧しい方々の教育・保健医療・福祉等の向上のために活動している日本のNGOを応援します。
雨の日の友人になりたい
近代日本の資本主義を作った渋沢栄一翁によると、人には2種類あります。一つは自分のことを第一に考え、社会のことを第二に考える人です。もう一つは、社会のことを第一に考えて自分のことを後にする人です。私は、後者の社会のことを第一に考え、そのために汗を流す人になりたいと思い、そのように動いてきました。「強くなければ生きられない、優しくなければ生きる資格がない」というレイモンド・チャンドラーの作品の中の名台詞があります。その言葉が投げかけているメッセージは大事です。私は、自分がすごく苦しい時にでも、近くの、周りの人に優しい言葉をかけられる人間になりたいと心がけています。政治家として、そういう人間が沢山育っていくような環境、雰囲気を作ることも大切であると思います。民主党幹事長鳩山由紀夫先生は、友人には2種類あると言われています。晴れの日の友人と雨の日の友人の2種類です。私を支えてくださっている方は、雨の日の友人です。私も皆さんにとって雨の日の友人になりたい、なれればと、私の気持ちを述べさせて頂きました。世の中は皆の社会です。ですから、皆が少しずつ、遠慮をしながら、皆のため分け与え、共有する気持ちを持って生活出来れば素晴らしい社会となります。日本がそうした社会であるように、個人として、参議院議員として精一杯貢献していきます。生きることは愛することです。愛されるのではなく、愛することなのです。そういう気持ちを皆さんと確かめ合いながら今年の一年も頑張って参りたいと存じます。宜しくお願い申し上げます。
議員生活十周年記念イベントを開催 ―史上最強の柔道家・山下泰裕氏と対談―
史上最強の柔道家と知られている山下氏は、「柔道の基本はみな同志であるということだ。畳を降りたら、相手は敵ではない。同じ目標を持つ頑張る同志である。だから、負ける人はいない」と話されました。この山下氏の柔道精神が、私が提唱している21世紀的価値観(真の勝者は、敗者を作らない)の原点です。山下氏は「教育が重要である。日本が発展していくためには、人材が勝負である。世界に通じる学力を持った子供の育成が今まで以上に必要である」と力説されました。その上で、若い人たちの思いやりの心や学ぶ力が近年著しく低下している背景には、今の大人の生き方があると厳しい指摘をされ、大人自身がしっかりとした生活をするべきだと、強い警告をされました。その後、山下氏は、知的発達障害のある人たちが参加する「スペシャルオリンピックス」との関わりや、神奈川県体育協会会長としての想い、そして、南京に柔道館を作ることを通じて日中友好を深めたいとの思いについて語ってくれました。私との対談の最後に、山下氏は私を直視しながら、大衆受けする政策を唱える姿勢を取るべきでない「歴史観と責任感を持って、10年後、20年後に評価される政策を立案・推進するように」と助言されました。その上で、「政権交代可能な社会を実現させるために、身を削って取り組んで欲しい」と温かい激励をして下さいました。
第2部の感謝のつどいである懇親会は、佳!やるまい会会長生田正治氏が開会を宣言されました。来賓を代表して山脇実・豊川市長が挨拶される中で、昨年4月の政府提示の日銀副総裁人事案をめぐる参院本会議採決で私が党の方針に従わなかったことを「気骨がある」と理解を示されました。更に「参議院は良識の府として、政局に左右されるべきでなく、これからも、信念をもって、地元のため、日本のために頑張って欲しい」と言われました。
地元経済会の代表としてご挨拶に立たれた盛和塾三河代表世話人のイシグログループ代表取締役石黒功氏は、稲盛和夫京セラ名誉会長から経営について学ぶ盛和塾三河の設立に私が貢献したことを称えて「盛和塾三河は、木俣議員に尽力頂き、設立することができた。木俣議員の行動力に敬意を表したい」と言ってくれました。当日の夕方、総額2兆円の定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案について両院協議会が開催される事態となり、欠席を余儀なくされた鳩山由紀夫民主党幹事長からは、電話でお祝いのメッセージを頂きました。思いがけない電話メッセージを受けて、会場の皆さんと共有させて頂きました。感激の中で、私がお礼の挨拶をする時になりました。
この10年間、私を支えて来てくれた全ての方に心からの感謝を申し上げるとともに「この10年間、逃げず、怯まず、怠けず頑張ってきました。これからも日本のために命がけで政治を行っていきます。人のためになる政治や経済のために、世界の幸せのために、全力投球していきたい」と強い決意を述べさせて頂きました。その後、会場内を回り、私を支え続けてくれている方々、懐かしい方々と親しく懇談させて頂きました。中締めの挨拶は、佳!やるまい会事務局長小久保一弘氏がしてくれました。 私の政治生活10周年記念イベントを飾ったのは、一橋大学の先輩である磯野建設株式会社代表取締役社長磯野晶利氏の心温まるエールでした。皆さん本当に有難うございました。
つながろう!調和のとれた未来のために
中国2010年上海世界博覧会(上海万博)開会まであと464日(会期は2010年5月1日〜10月31日)となった1月22日(木)、私が事務局長を務めている上海万博議員連盟で「日本館の準備状況」について経済産業省からヒアリングを行いました。
午前10時から参議院議員会館で行われたヒアリングには、前外務大臣(上海万博議員連盟会長)高村正彦氏、民主党幹事長(上海万博議員連盟副会長)鳩山由紀夫氏、文部科学大臣(上海万博議員連盟幹事)塩野谷立氏を始めとする衆参の51名の議員(代理を含む)が出席されました。
その他に、2005年に開催された愛知万博でボランティアとして活躍された方々が作ったNPO法人愛・地球博ボランティアセンターから榊原考佐氏、愛知万博から上海万博へボランティア活動の継承を積極的に推進しているNPO法人日中友好センターからは林 薫理事長が出席されました。オブザーバーとしては、愛知万博の会場だった愛知県、上海市と姉妹都市を結んでいる横浜市・大阪市・大阪府それに上海市と関係の深い福島県や静岡県の東京事務所長が出席され、県出身の国会議員との交流を図られていました。
上海万博議員連盟会長・前外務大臣高村正彦氏、中国大使館公使孔鉉佑氏、外務省経済局審議官田辺靖雄氏、2010年上海国際博覧会日本政府代表塚本弘氏の挨拶の後、経済産業省大臣官房審議官原山保人氏が上海万博日本館の準備状況及び日本館の建築の特徴と日本館の展示内容の基本的考え方とメッセージについて分かりやすく説明して下さいました。
日本館の特徴は、“縁の下”や“内水”など日本伝統の知恵を活かした環境制御(太陽光や雨水、空気など自然エネルギーの作用を活用して環境負担低減を図る)技術が新しい建築素材(薄膜太陽電池と一体化した軽量膜構造の発電する膜)と有機的に組み合わさっていることで、「21世紀の都市における持続可能な中規模建築のモデル」となるように建築されとのことです。
この日本館が発信するメッセージは、「つながろう!調和のとれた未来のために。」です。人類が直面する環境問題をはじめとした課題と、快適な生活の調和を可能にする「わざの和」は、地球、人類、そして子どもたちを思いやる「こころのつながり」によって開花し、安心、快適、未来への確信が同居する「こころの和」を実現することを訴求しています。
なお、日本館の内部は、過去と現在と未来(2020年代)の三つのゾーンに分かれており、過去のゾーンでは、遣唐使の時代から先人たちの努力で実現してきた大陸と日本との「つながり」と、今日まで姿を変えつつも生き続ける文化等を具体的に振り返ります。
現在のゾーンでは、温暖化と省エネ技術、水資源不足と水浄化技術、少子高齢化と介護ロボット技術など我々が直面する課題と技術によって解決できる可能性が提示されます。
未来のゾーンでは、次第に緑や水に満たされる町を上空から見つめたり、高齢者と子どもが笑顔で交流するコミニュテイを通じて、心がつながり、思いやりの気持ちを共有し、一人ひとりが取り組むことが大きな解決につながることがアピールされます。
原山氏の説明の後、中国2010年上海国際博覧会海外推進室日本首席代表徐 迪旻氏が、2008年12月に東京都港区虎ノ門にオープンした「上海万博PR館」をご紹介してくださいました。上海万博に関するあらゆる情報がそこで入手出来るようになっています。現在までに、日本を含む228の国と国際機関が「より良い都市、より良い生活」のテーマで開催される上海万博への参加を表明しています。日本も愛知万博の理念と成果を上海万博に継承してもらうために政府のみならず民間もそれにボランティア団体も気合いを入れて協力を強化しています。私自身、2010年5月1日から7000万人の世界各国の人が上海万博会場内外で出会い、話しあい、歌い、踊り、気持ちをつなげる機会は、国をそして地域を超えた地球市民としての意識を育て上げ、更に、物資の増大ではなく、心のつながりによる幸福感や思いやりの気持ちを高める運動が高まるものと大いに期待しています。スピードとクオリテイのある政治
厚生労働省の労働力調査[平成20年11月分]によると、就業者(雇用者と自営業主・家族従業者)総数は6391万人で、前年同月に比べ42万人の減少です。10ヶ月連続の減少です。就業率で見ると57.8%で前年同月に比べ0・4ポイントの低下でした。完全失業者数は256万人で、前年同月に比べ10万人の増加。2ヶ月ぶりの増加です。完全失業率は3.9%で、前月に比べ0.2ポイントの上昇です。近年、パート・アルバイト・派遣・契約・嘱託といった非正規労働者の割合が大きくなっています。非正規雇用者比率は1990年の20.0%から2008年の33.9%へと大きく上昇しています。現状は、3人に1人以上が非正規雇用者となっています。非正規雇用者の割合を男女別でみると、女性の非正規雇用者の割合は男性のそれの約3倍にもなっています。2008年の女性の非正規雇用者の割合は54.2%で、男性の非正規雇用者の割合は18.6%です。特に大きな問題と思えるのが、15-24歳の非正規雇用者比率が男女とも大幅に増大している点です。男性の場合、1990年に20.0%が2008年には44.8%へと2.4倍に増えました。女性の場合、同期間に20.6%から54・2%と2・7倍に上りました。非正規雇用者の所得が正規雇用者よりも低いことを考えると、所得格差の是正のために、現行のような非正規雇用者の現状を早急に改めることが求められています。更に、男性非正規雇用者の婚姻率が男性非正規雇用者それよりもはるかに低い(25―29歳で14.8%対34.4%, 30-34歳で30.3%対59.2%)ことを考えると、少子化対策としても非正規雇用者を減らすことが大きな課題になっていると考えます。
日本が劣化してきています
過去十数年を見ると、日本は、過疎過密化・少子高齢化・人口減少化という流れの中で、目に見える形で劣化してきています。子どもの教育レベルが低下し、親を殺す子供が増加し、年間三万人を超す人が自殺する、収益が赤字になるとそれまで勤勉に働いていた人を簡単に首にする経営者、食料の自給率も40%以下に落ちています。教育では、児童の教育の中で厳格に行うとすれば、すぐにやり過ぎだとか言われて批判の的になってしまうのも如何なものかと思います。こうしたことを見つめていると、日本の将来に希望が持てないと考えるのも無理がないと言えるかも知れません。私は、劣化している最大のものが政界ではないかと考えます。官僚のための政治ではなくして、国民の納税者が住みやすい生きがいの持てる国に変えるための政治をしなければなりません。
天下りや「渡り」がなくなる気配はありません
麻生太郎総理大臣の歴史観と歯切れの良い話し方に好感を持っていました。しかし、最近は本来の彼の政治哲学が具現化されていないと感じます。遅遅とした政策決定のプロセスと政策のブレを見ている国民の不満も理解できます。現在の政府はもはや国民の望むことを実施出来なくなっています。その事は、官僚の天下り禁止の一件を見ても分かります。多くの国民が、官僚の天下りが政・官・業の癒着とそれに関連するさまざまな汚職・疑惑に密接に絡み、税金のムダ遣いにつながっていることを知っています。政府はそうした天下りをなくす施策を取ってきました。今月初旬には、官僚OBが複数の公益法人などに天下りを繰り返す「渡り」について、出身省庁によるあっせんを廃止する方針も出しました。このように天下り禁止や「渡り」をなくそうとする意志はいくらか伝わってきますが、天下りや「渡り」がなくなる気配はありません。
時代の要請にあわせて変えなければ残れない
今の政府に欠けているのはスピードとクオリテイだと思っています。スピードとクオリテイのある政治を速やかに行う時が来ています。自然選択による進化理論で有名なチャールズ・ロバート・ダーウィンは、強いものが生き残るのではなく、変化に対応出来るものが生き残ると主張されました。本当にそうだと思います。地元の公立病院の経営システムに問題があります。例えば、産婦人科の医師不足等で、公立病院で子供を産むことがだんだん困難になってきています。準看護師学校等の存続も厳しい状況になってきております。経済も教育も医療も地方行政も時代の要請にあわせて変えなければ残れないのです。淘汰されます。早急に政治のシステムを変えていく必要があります。最後に、解散の時期について、任期一杯ギリギリになり、総選挙は10月になるかも知れないと予想していると述べて、私の発言を終えました。
「参議院議員きまた佳丈議員生活10周年記念講演会ならびに感謝の集い」
ところで、来る1月26日(月)午後6時から「参議院議員きまた佳丈議員生活10周年記念講演会ならびに感謝の集い」が豊橋市のホテルアソシアにて開催されます。私は、第一部の記念講演会で、ロサンゼルス・オリンピック柔道金メダリスト山下康裕氏と教育について対談します。私は、義務教育の目的の一つは生徒に山下氏の柔道精神を理解し、その精神に基づいた言葉づかい・態度・行動を取ってもらうことだと考えています。山下氏は、柔道とは「相手がいる、自分がいる」、「相手がいて自分が磨ける」と言われています。相手を思いやる心があります。また、山下さんは「畳の上では相手は敵」、しかし「礼に始まり礼に終わる」と強調されています。これは、初めから終わりまで相手に対する敬意を失ってはいけない。勝ち負けいずれにしても相手を尊重しなければならない、という意味です。山下氏は「畳を降りたら敵ではなく、同じ目標を持ち、頑張る同士である。だから、負ける人はいない。仲間に対しての敬意をお互いが常に持つべきだ」と説明されています。そして、山下氏の相手を尊敬する柔道精神の前で、負けた方も山下氏を尊敬し、親友になっていく姿にこそ、「新の勝者は敗者をつくらない」ということが明確に示されていると思います。私は今度の山下氏との対談で、彼の柔道精神を皆さんと分かち合いたいと思います。第二部の感謝の集いで、私が参議院議員になってからの10年の間、私を支え続けてくださった後援者の皆様に心から感謝をさせて頂きます。民主党を代表して鳩山由紀夫幹事長が皆様にご挨拶をすることになっております。
第171回国会に臨む ―民主党参議院幹事長代理に就任しましたー
前日の1月4日午前、豊橋事務所で開催した木俣佳丈事務所の初会議で、秘書それに支援者の代表の方々に、愛知県参議院選挙区第一総支部長として1月5日(月)から始まる第171回国会(会期は6月3日(水)までの150日間です)に臨む方針を説明しました。そして、努力すれば報われる希望が持てる社会を作るために、「国民の生活が第一」の政治を実現出来るように、来る総選挙では皆と力を合わせて、民主党の躍進のためにやっていこうと決意を一つにしました。
木俣佳丈事務所の初会議の後、地元・愛知県豊橋市の総合体育館へ行き、日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)のゲームを観戦しました。地元チームの浜松・東三河フェニックスと新潟アルビレックスBBとの迫力のある素晴らしいゲームで、結果は地元チームの浜松・東三河フェニックスが勝ちました。 その観戦の前に、浜松・東三河フェニックスの孫明明選手と少し話をすることが出来ました。孫選手は中国出身で、ポジションはセンターです。身長236cmで体重168kgです。孫選手は、中国のジュニアオリンピックチームや大慶市のクラブチームでプレイした後、2005年に渡米。2005-06シーズンはユナイテッド・ステイツ・バスケットボール・リーグのドッジシテイ・レジエンドに所属。20007年1月からアメリカン・バスケットボール・アソシエーションのメリーランド・ナイトホークスでプレイした後、インターナショナル・バスケットボール・リーグのグランドラピッズ・フライトそれにメキシコリーグのフレーザレギアで活躍されました。
孫明明選手は2008年から浜松・東三河フェニックスでプレイしており、浜松・東三河フェニックスは孫明明選手の活躍で連勝しています。浜松・東三河フェニックスの活躍を見ながら、2009年が明るい希望の持てる年になるように、日本経済が伸びるように、皆さんに良い年になりますように祈りました。
復旦大学顧問教授就任
上海万博に向けたボランティア交流
総数90名の上海万博視察ツアーの副団長を務めてくれたのはNPO日中友好支援センター理事長林薫氏です。団員の多くは、2010年の上海万博で国際ボランティアとして活動する意思の強い方々を中心とする幅広い年齢層の方々で、2005年に開催された愛知万博でボランティアとして活躍されていた方々も相当いらっしゃいました。今回の上海でのボランティア交流の柱は、共同ボランティア活動です。私たち上海万博視察ツアー団は、2010年に開催される上海万博でボランティアとして活動する予定のボランティア団体の方々と一緒に上海市の静安公園で、上海万博の宣伝活動も行いました。上海のボランティア団体のメンバーとお揃いのオレンジ色のベストと帽子をかぶって、上海万博を開催することを知らせるチラシと万博のロゴマークを決める投票を呼びかけるチラシを5000人の通行人に元気よく手渡しました。
ボランティア活動の時に気づいたのですが、NPO日中友好支援センターが開設している中国語講座(現在300名が国際ボランティアとして活動するために必要な中国語をマスターするために受講中)で勉強している方々が、楽しそうに中国語を使って上海のボランティアの方々とお話をされていたのが羨ましく印象に残っています。上海万博の事務局である上海世博会事務協調局を表敬訪問した際に、資金財務担当の呉云飛副局長と、日本のボランティア団体が500台の車椅子を上海万博に寄贈することで合意がありました。活動部を担当している胡勁軍副局長とは、大相撲の上海万博巡業及びエコカーレースの開催等について意見交換をしました。上海世博会事務協調局を訪問中に嬉しいことがありました。愛知万博公認PRポスターの原画を描かれ、上海万博公認PRポスターの原画も描かれた日中現代美術友好交流協会会長を務めいらっしゃる画家の城戸わこ氏が上海万博活動部の顧問を委嘱されたのです。城戸わこ氏は、「とても光栄です」と言われて顧問職をお引き受けになられました。二日目の午前、楊雄上海副市長と上海万博における国際ボランティアの活動分野等について懇談した際に、楊副市長は、中国のボランティアの登録が100万人を超えているが、愛知万博の経験・ノウハウを有する日本人ボランティアが必要であると話されました。その上で、私が事務局長を務めている上海万博協力議員連盟が、中国語が話せて、特殊なスキルを持っている日本人ボランティアを選別する「日本での窓口」となることを要請されたので受諾しました。 私も、中国語をもっとちゃんと勉強して、ボランティア登録が出来るレベルになりたいと思います。私が日本人ボランティアのリーダーとして参加できるように色々と勉強してまいりたいと存じます。市民と市民との交流の拡大による隣国との友好関係の強化・拡大をはかる小さなでも大きな試金石になると思っています。皆さんの更なるご支援とご参加をお待ちしています。
穏やかな資産インフレ
藤巻氏は、日本の景気対策として、「緩やかな資産インフレ」を誘導することを提案されました。土地と株の価格を穏やかに上がれば、土地と株を持っている人がお金もちになったつもりで消費を高めるので、景気が良くなる、資産効果が出るとの説明です。
バブルの時代に、消費者物価指数は極めて安定していたのですが、土地と株があがって、その資産効果が現れて、景気が良かったことに触れながら、藤巻氏は「よく株価は実態経済を反映すると言われていますが、私は現在、逆で、株価が実態経済を動かしていると考えております。そういうことで、株価が上がれば、実体経済は回復する」と主張されました。
藤巻氏は、経済の問題と共に、日本政府の財政悪化にも懸念を示されました。累積財政赤字が、あまりにも巨額な、通常の方法では返済が出来ないと想定される位に膨れ上がっているので、直ちに有効な対策を取らないと財政破綻が起きえると見ています。財政破綻は一言で言えば収入以上にお金を使い続けているからです。例えば、平成20年度の日本政府の税収等の収入は57.7兆円です。一方、支出は83兆円で、不足する25.3兆円を借金(国債の発行)で賄っています。このようにして政府が借金してきた総額が843兆円もの巨額になっています。累積借金総額は平成20年度の収入のなんと14.5倍です。従って、もし金利が7パーセントに上昇すると、金利総額が59兆円になり、収入を全て使っても借金の利子さえも払えない状況に陥っています。一般家庭の家計に例えると年収580万円の家が銀行等から253万円の借金をして830万円円の支出をする生活をしている。そうした生活を何十年もしており、その借金の総額が8430万円に膨れ上がっているということです。藤巻氏は、日本政府が財政破綻を避けるために、少しずつでも歳出を落としながら増税をして財政赤字を削減して行くことを勧められました。藤巻氏は、政府が以下の三つの方法を取ることは政治的にとても不可能ではないかと分析されています。@ 「通貨」と「国債」の両方の価値を一気にほぼゼロまで失くしてしまうことを意味する徳政令の発布A 借金の返済期間を延ばしてもらうリスケジュール(例えば、10年返済だったものを20年等返済へと延期する)の実施とその繰り返しB ハイパーインフレを起こす但し、藤巻氏は、二番目のリスケジュールの実施は「100パーセント否定できない。1パーセント以下の確率で有り得る」と分析されています。藤巻氏は、「政府はプライマリバランス(税収と税外収入の合計と、過去に発行した国債などの元利払いに充てる費用を除いた歳出の収支)を2011年に達成すると言っていますが、不十分です」と強調されました。プライマリバランスが均衡するだけでは累積した借金の元本が減らず、大幅な黒字で過去の累積赤字の元本をなくしていかないと累積赤字の金利分が積み上がっていくからです。ましてや、日本政府が、これまでのように、毎年25兆円もの新たな借金(国債発行)を続ければ借金総額(借金の元本とそれへの金利それに新たな借金の合計)は、雪だるま式に増えます。900兆円、950兆円、1,000兆円と膨大になり、金利の動向によりますが、財政破綻が起きる確率が大きくなり続けます。財政破綻が現実化するとどうなるか。政府は、資金がないので、あらゆる事業が出来なくなります。勿論公務員は給与を貰えません。その状態は財政破綻した地方都市の窮状からイメージできるのではないかと思います。私は、藤巻氏が提案された景気回復のための「緩やかな資産インフレ」誘導に大いに関心を持っています。低迷化している日本が取るべき経済政策の柱の一つは、土地と株の価格を適正なレベルに上げるための環境整備であると考えています。土地と株が上がれば、土地や株の上昇で利益を得た人がお金を消費に回すので、景気が良くなる「資産効果」が出てくるのです。逆に、株と土地がこれ以上下がるようになると大変なことになります。財政破綻を防ぐ方策に関しても、国民の皆さんと一緒に、納得の出来る歳出削減の分野と規模と時期について、それと増税方法の一つの選択肢としての消費税のあり方等について、検討させて頂きたいと存じます。 備考 藤巻健史は、1950年東京都生まれ。東京教育大付属高校を経て、一橋大学商学部へ。74年同大を卒業後、三井信託銀行へ。その後米国ノースウエスタン大学大学院-ケロッグ・スクールに社費入学。80年にはMBA(経営学修士)を取得。帰国後、三井信託ロンドン支店勤務を経て、85年外資系金融機関JPモルガン-モルガン銀行に転職する。同行で資金為替部長、東京支店長等を歴任する。99年から一橋大学経済学部非常勤講師を、2004年4月からは早稲田大学大学院公共経営研究科講師(非常勤)を務めています。2000年モルガン退社。現在、株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役。朝日新聞土曜日版Beで「新・フジマキに聞け」を6年間連載中。
