上海万博を主催する上海世博会事務協調局と特定非営利活動法人 日中友好支援センター(理事長 林 薫)の共催で行われたボランテイア交流会の主なテーマは、参加者の自主性の重視、ボランテイアの社会的意義の確認、継承、サービスの向上、来場者目線、組織を超えた連携、ボランテイアによる広報効果等、多岐にわたるものです。
愛・地球博ボランテイアセンター副理事長・國分孝雄氏は、国際的評価が高かったボランテイア活動の実践と市民参加が環境配慮の中で、紆余曲折を経て達成されて行った過程を分かり易く説明してくださりました。聴衆の中国のボランテイアリーダーのみならず日本のボランテイアリーダーは、国際博覧会史上初めての大規模な市民参加が実現していった様子が手に取るように理解できたと感動の声があがりました。愛・地球博ボランテイアセンター榊原氏からは、ボランテイア活動の内容、心得、予算財務的なものを含む詳細なお話を頂きました。質疑応答の際には、上海側からは、「子供たちに体験型のイベントに参加してもらったことは、どんな風に役に立ったのか、交通費などはボランテイアの方にどのような形で渡したら良いのか等、具体的な質問が沢山ありました。今回のボランテイア交流会の前に、上海世博会事務協調局を訪問し、周漢民・副局長(国際出展担当)等と親しく懇談させて頂きました。上海市副市長・楊雄氏からは、団員全員と一緒に晩餐会にご招待を受け、全員感激して参加しました。また、バリアフリーを目指す上海万博を支援する一環として、車椅子100台を上海市に贈呈し、感謝されました。今回の上海での交流会の実りの多い結果を基に、来年2月に、愛・地球博の舞台であった愛知で第二回目のボランテイア交流会が開催される予定です。2008年01月15日
上海で万博ボランテイアリーダー交流会が開催される
子どもの好奇心をくすぐり、子どもの意欲を高めさせる
伊藤氏は、分権の本質は競争であり、(道州制の導入により)教育を分権すれば、これまで以上に公立、私立、塾等の多種多様の学校が切磋琢磨してより良い教育を作り出す状況が出てくると言われました。更に、教育の分権化が徹底すれば国が決定権を持つのは教科書等の価格だけで、地方が地方の実情に合わせた特色のある教育を行なう事が可能になると説明されました。伊藤氏は、これからの企業等で求められる人材の質はこれまでとは大きく異なると強調されました。大競争の時代、国内のみならず国際競争力を強化していくためには、これまでのPresent Push法を得意にするタイプやFuture Pull法を得意にする人ではなく、急激な環境変化に対応できる思考力を有し、更に協調ある競争を続けながらビジョンを実現させていくために、大胆な挑戦的行動を起こせる人物が必要になっていると発言されました。伊藤氏は、優秀な人材を育てるために学校教育の第一ステップとして考えられる幼児教育は極めて重要であると説明した後で、今日の幼児教育の柱は次の四つであるべきだと主張されました。@ 自分で考える A 感謝するB 意欲を持つC 夢をもつ最後に、伊藤氏は、子どもの好奇心をくすぐり、子どもの意欲を高めさせる幼時教育が、全国で早急に実現できるように世論を盛り上げて貰いたいと要望されました。備考 @ ピアジェ教育:「ふしぎだな」「なぜだろう」という子ども達の素朴な疑問を大切に、自分の力で考え、失敗を乗り越え、そして解決したよろこびが、さらに次の発達の原動力となるよう体系化された幼児教育理論。A Present Push法:分析すべきデータや過去の研究に重きを置き、その明確化の過程で出てくる網羅されていない点の明確化・問題点の改善・条件の変更などを目標状態に定め、その解決法を考える方法。B Future Pull法:解決したい問題や実現したい未来などの目標を決め、現状理解とともにその解決法を探索していく方法。
拉致解決まで絶対に経済支援しない
西岡氏の説明によると、日米両政府が2005年9月以後に行なってきた金融制裁や技術制裁等により、50億ドルと云われる金正日の海外秘密資金は凍結状態になり、偽札や覚せい剤等の輸出は困難になり、総連の送金は封鎖され、核ミサイルの技術や部品の輸入は阻止されています。昨年7月の「テポドン2」ミサイル発射実験の失敗は日本の警察の取締りの強化で部品が手に入らなかったためとの西側軍事筋の見解も紹介されました。
昨年秋、金正日が、核廃棄まで口にして米国に擦り寄って制裁の緩和を求めたのは、日米両政府が行なってきたこうした金融制裁、技術制裁により、金正日政権が極めて困難な状況に陥ってしまったからであると分析されています。最後に、西岡氏は「拉致の被害者の日本国民を救い出す事は国家の責務」であり拉致の被害者を全員連れ戻すためには、政争は水際までにして、与野党が一致して取り組むべきであると強く主張されました。日中友好支援センター発足式で挨拶
名古屋市内の会議場で催された発足式には、2005年愛・地球博で活躍されたNPO愛・地球博ボランティアセンターの役員の方々、NPO愛・地球プラットフォーム理事長、名古屋地域中国留学生学友会 会長 劉学波さんを含む4名の中国の留学生も招かれていました。
日中友好支援センターが実施する最初の事業は、上海世博協調局との共催で今月26日(金)〜28日(日)に上海市で開催される上海のボランテイアリーダーと日本のボランテイアリーダーとの経験交流会です。この経験交流会には、愛知と大阪それに横浜のボランティアリーダー30名が上海市を訪問し上海万博で活動するボランテイアリーダーに2005年の愛・地球博での経験を伝えることを目的とするものです。今後、第二、第三の事業が発表される予定だと伺いました。愛・地球博は、人類共通の課題解決に向けた21世紀型の国際博覧会として国際的にも高い評価を受けましたが、その大きな要因が会場内外で行なわれたボランテイア活動を中心とするかってない規模での多様な市民参加でした。従って、愛・地球博のボランティア精神を上海万博に伝え、上海万博でもボランティアが活躍できるような環境・条件等の整備に貢献することは、愛・地球博の理念継承につながり、ひいては日中関係の緊密化に大きく資するものと考えます。私も、上海万博協力議員連盟の事務局長として、全国各地の市民の皆さんが上海万博を支援するために様々な活動を企画・実施されているのを歓迎すると同時に、彼らのボランテイア活動が軌道に乗るように、側面から大きな応援をしていきたいと決意を新たにしています。地元・豊橋市の74ヵ所の小中学校を全て訪問
74校の訪問後、加藤正俊・豊橋市教育長と懇談した際に、「豊橋市でのように、校長と教員との関係・連携がうまく機能している中核都市は他になく、あと2−3年の間に、豊橋市は教育で名を上げていくことになるだろう」と申し上げました。
私の発言に対して、加藤教育長は「豊橋市の74ヶ所の全ての小中学校をつぶさに御覧になられたことは非常に価値があり、今後の文部科学委員会では、こうした小中学校訪問の中で現場の教師と率直な議論をされる中で考えつかれた思い切った施策の導入の必要性を与野党の議員に伝えて貰いたい」と強く要望されました。加藤教育長が提案されている担任サポート制度は、大変意欲的で魅力的だと思いました。それが導入されれば、児童・生徒向けの授業が現場の努力だけでは実現できない豊かで質の高いものに転換されると考えられます。現場のニーズに木目細かく応える施策を、教師と保護者それに地域の方々と真剣に検討し、合意のあったものを導入することにより、目に見える改善を行なえることが沢山あることを指導して頂きました。今必要なのは「教育再生」ではなく、子供に自主性を持たせる取り組みの奨励だと思います。豊橋市の某中学校の生徒はギネス記録も持っている連凧作りで、創意工夫の精神を学び、感謝の心を持ち、危険を認識し、先輩・後輩の協力関係の中で行なう大きな科学的経験の中で多くを学んでいます。こうした子供に自主性を持たせる総合学習がもっと多くの学校に広がることはとても意義があることで、そのために全力で頑張って参る所存です。皆様のご協力を御願いします。 追記 @ 豊橋市立小中学校を訪問して思ったこと、提案したいことの詳細は、本年末に発刊予定の、木俣佳丈と川島隆太氏、陰山英男氏、柔道家山下泰裕氏等との対談をまとめた「親・コーチング」に所収される予定です。A 同書は、真に求められている「教育」とは読み書きそろばんとその延長上のものではなく、子供の心の成長にとって一番大切なものは親の愛情であり、親が持つ価値観を子供に伝えることをもっと重視すべきとし、その上で、学校教育の効果を高めるためには、家庭教育の拡充が必須と呼びかけています。B 子育て中の若い父親・母親にぜひ、読んで貰いたい内容です。楊雄・上海市副市長と懇談
上海万博協力議員連盟からは、山東昭子・参議院副議長、会長代行の二階俊博衆議院議員、顧問の森山真弓衆議院議員と野田毅衆議院議員を中心に42名が出席しました。上海市代表団8名の中には、上海万博の実務を担っている上海万博事務協調局から朱咏雷・副局長と周先強・国際展示部副部長も加わっておりました。
山東昭子・参議院副議長の歓迎の挨拶の後、楊雄・上海市副市長から、上海万博の現状について説明がありました。これまでに、165ヶ国・地域・国際機関が参加の意思を表明しているとのことでした。「温家宝首相からこれまでの企画・準備に高い評価を受けた」と嬉しそうに発表されていました。事務局次長の参議院議員尾立源幸氏が、「万博で日本の文化の紹介を行ったり、日本のボランテイアの協力による国技の大相撲の開催」を提案したところ、楊雄・上海市副市長は、上海万博は、愛・地球博で示されたボランテイアの活躍を学び、導入したい。日本の伝統文化の紹介、それに相撲の開催にも大いに関心がある」と回答されました。更に、「沢山のボランテイアの方の協力と多くの日本人が参加する忘れがたい万博にしたい」と付加されました。また、日本側からは、中国で水と大気の汚染が深刻化している状況を憂慮する発言の後、2010年の上海万博の前に、来年の北京オリンピックの開催前に、中国の水問題対策が大きくすすむように、大気汚染の改善に目に見える成果がでるように、中国の環境対策に積極的に協力する用意があるとの提案がありました。楊雄氏は、「中国は環境対策を重視しており、二酸化炭素の15%削減、90%の汚水処理率達成等、中央政府が提示した省エネ、環境保全の目標達成のために懸命に努力している。国民の間で、環境保全の更なるコンセンサスを得るために、全体のレベルアップのために全力で取り組んでいます」と説明されました。 追記 中国人民政治協商会議(政協)全国委員会の賈慶林主席(中国共産党序列4位)が9月12日から17日まで訪日されました。私は、9月13日に(社)日中友好協会など日中友好7団体が都内のホテルで開催した歓迎レセプションで、賈慶林主席と親しくお話をさせて頂く機会がありました。日本青年交流代表団の団長として訪中
今年、日中両国は国交正常化35周年の記念すべき年であり、その年に、日本の青年が中国の青年と率直な意見交換・交流をし、親近感を増進出来たのは望外の喜びです。
今回の訪中で、私が感じたことは三点あります。第一は、日中の人的交流の大切さです。特に、日本の将来の指導者候補と中国の将来の指導者候補が率直な意見交換等を通じて信頼関係を築き上げておければ、日本と中国との国の繋がり・信頼関係を大きくすることが出来ると思います。二つ目は、中国建国の父たる毛沢東主席の故郷を訪問し、毛沢東主席が困難な状況の中から中国を豊かにするために闘ってきた精神力・思いやりの源泉を見つめることが出来たことです。国にとって、一番大切なのは、指導者のみならず国民があまねく愛国の心を持ち、子孫により良き国を伝え続けさせることだと痛切に感じました。三つ目は、今後、中国が開催国として行う国際的なイベントを日中友好推進の中核として推進することが重要であるということです。中国では、2008年に北京オリンピックを開催します。2010年には上海で国際博覧会が開催されると共に広州でアジア競技大会(アジア版オリンピック)が開催され、世界各国から沢山の人々が中国を訪問し、中国との交流を深めます。このような時に、例えば、日本と中国の青年がボランテイアとして手を携えてこの三つの国際的イベントの推進に貢献できれば、大変素晴らしいことだと思います。そうした地道な市民と市民との連携がアジアの世界の人々の平和的な交流の柱に育つ可能性も大きいと思います。日本は、得意とする環境対策技術、省エネのノウハウ等で中国の環境汚染等の解決に大きな助けとなりえると思います。今回の訪中を通じて、国政に携わる政治家の一人として、青年の交流を中心とする日中間の様々な交流の更なる拡大と深化がアジアの発展と平和の確立のために大きな貢献をすると思いました。これからも日中関係の緊密化のために積極的に提言・活動を行なって参りたいと考えております。「愛・地球博」理念継承2周年記念事業が名古屋で開催
開会式終了後、大勢の方々が主賓の徐迪旻氏それに愛・地球博を成功に導いた万博の父と呼ばれている中村利雄氏だけでなく私にもサインや記念写真を求められました。そうした中で、沢山の方々が今でも2年前の「愛・地球博は」を懐かしく思っていることを再確認し、更に、2010年に開催される上海万博への関心が高くなっていることを強く感じました。超党派の上海万博協力議員連盟の事務局長として、愛知万博から上海万博への大きな架け橋を掛ける為に一層頑張らせて頂きたいと決意を新たにしました。
イスラエル観光大臣と懇談
アハロノビッチ氏は、沢山の日本人にイスラエルに観光で来て貰うために、現在のところ、年間わずか7000人から8000人ほどの日本人の訪問者数を2012年までに10万人に増加させるという目標を立て、その目標を実現させるためのマーケテイング戦略の第一歩として、来日してJTBを始めとする旅行会社の幹部にイスラエルの治安事情と観光の見どころについて直接説明をされています。
普通の日本人からすればイスラエルと云う国はテロで危険なところという認識だと思いますが、アハロノビッチ氏は、「イスラエルの治安は安定している」とデータを基に説明されました。
イスラエルでは観光は一大産業で、イスラエル経済の主力のひとつになっています。イスラエル(人口:700万人)を訪れる観光客の数は、年に約190万人です。国別に見て観光客が一番多いのは米国です。
日本からの観光客を増やすためには、イスラエルへの直行便の早期開設が大きなポイントです。アハロノビッチ氏は2010年に予定されている直行便の就航時期を更に早めるため日本政府と協議中であると語りました。更に、あと1ヶ月から2ヶ月程すれば、隣国の韓国から大韓航空(KE)のイスラエルへの直行便が就航するので、ソウルを経由してのイスラエル訪問が便利になると説明されました。
アハロノビッチ氏は、イスラエルと世界中のキリスト教が世界の平和の推進のために手を取り合って協力していくことにも積極的に取り組んでおり、日本滞在中に東京・千代田区の憲政記念館で開催された、「ユダヤ人とクリスチャ ンのパートナーシップを確立し、真の平和について考える第4回エルサレム・サミット・アジア東京大会」に特別来賓として出席され、イスラエルの国会議員や研究者、専門家、メディア関係者たちと一緒に、日本とフィリピン・韓国等の教会、国会議員たちと熱のこもった交流をされていました。三河湾の環境保全を考える
出航すると直ぐ船上で、国土交通省の専門家によるアサリの水質浄化作用についての実験が始まりました。汚れて濁った海水を、同じ大きさの二つのガラスの水槽に入れ、その内の一つの水槽にだけアサリを入れました。2時間後、クルージングが終わる頃に、二つの水槽の海水の濁り度の変化を見比べたところ、アサリを入れた水槽の濁りがほとんどなくなりました。アサリの水質浄化作用力は、凄いもので、国土交通省の専門家の説明では、アサリ一個が一時間で一リットルの汚れた海水を浄化するとのことでした。
水質実験を見ながら、潮風を全身で受けながら、お子様それにヤングシルバーの方々とも三河湾の環境保全を考え、海資源の保護、温暖化等について和気藹々と意見交換をしました。船上での数時間は普段の何週間にも相当すると思いました。日頃、後援会の方々とゆっくりとお話をする機会がなく申し訳なく思っておりましたが、その埋め合わせが少しでも出来たのではないかと思いました。クルーザーを降りる時に、アサリの水質改善の実験を真剣に見つめ、専門家の説明に耳を傾けていた子供たちの姿を思い出しながら、彼らが実際に自分の目で見た問題をどのように解決していけば良いかを示唆する、学習環境の整備の必要性を強く感じました。更に、純粋な子供たちの好奇心、学習意欲に十分に応えられる学校教育・社会教育の充実化に力を入れて行かなければならないと思い、今後、そうした方向で関係機関の方々と協議していこうと決意しました。
